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『ハード・タイム』

ハード・タイム(ハヤカワ文庫HM)
サラ・パレツキー・山本 やよい 訳

出版社 早川書房
発売日 2004年8月上旬
価格   ¥ 1,050(¥ 1,000)
ISBN   4150753652

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 書店でこれを見つけた時はとても嬉しかった。
 いつもヴィクとは一緒に冒険してきたような気がしているから。
 でも彼女の冒険はいつも重過ぎる。ヴィクはあまりにたくさんのものを賭け、無謀な試みへと乗り出す。こちらはついそれに親身に一緒につき合うので、読み終わる頃には、ヴィクと同様にへとへとになってしまっているほどだ。
 ヴィクももう40数歳。はっきりいくつとは書いていないが、ちょっと年上だという昔なじみの新聞記者のマリは46歳になる。痛めつけられた身体は、30代の頃のように簡単には回復しないし、他にも悩みは増えている。守るべきものが増えると同時に、面倒も増える。でも、読後感はさわやかだった。
 まもなく新刊「ブラック・リスト」もでるらしい。9.11のあとのヴィクの生活が読めるというのだ。
 でもまだ、ビター・メモリーも読んでないんですけど(笑) 久しぶりにヴィクと一緒に冒険してしまって、何だかわたしも若返った気がしている。次も文庫落ちまで待てるかなあ。

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