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『ゲド戦記外伝』

毎日毎日本が読めるなんて、ちょっと前まで考えられなかったほどのぜいたくな生活。
実は、ほとんど掃除してませんでした(^^;

ゲド戦記外伝
ル=グウィン作・清水真砂子訳

出版社 岩波書店
発売日 2004.05.27
価格   ¥ 2,310(¥ 2,200)
ISBN   4001155729

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もったいなくて、少しずつ読んだ本。
特に冒頭の長い一編、「カワウソ」がよかった。とても丁寧に描かれた世界、久しぶりのアースシーの物語にゆっくり浸ることが出来た。
「湿原」の雰囲気もとてもいい。とても切ない物語だった。
「地の骨」は思わず背筋が冷たくなるような鋭さを秘めていた。一番ドラマティックかなあ。
「ドラゴンフライ」(伝説は永遠(とわ)に 3(ハヤカワ文庫 FT 282)収録の別訳)を読む前にたくさん、ストーリーの紹介のようなものを読んでしまって、先にストーリーの骨組みを知ってから読んだのに比べて、「トンボ」は、すっかりそんな前段を忘れて読んだために、余計に驚いて、楽しむことが出来たような気がする。
なにより、テハヌーを思い出しながらの展開がよかった。
「ダイヤモンドとダークローズ」は、楽しく読めて、ほっとした感じ。
そして巻末の解説、とぎれとぎれに耳に馴染んでいた言葉、エルファーラン、エレス・アクベ、モレド、などなど、よく知らなかった過去の物語がつながって、物語が世界から立体的に立ち上がる感じを味わえた。
これを読むと、やはり、ゲド戦記のシリーズは5冊なんだなあと思えたかもしれない。

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