« 雪の日 | トップページ | 今日は節分 »

命の値段? 仕事の値段? 人生の値段?

友人(と言うか元職の先輩ね)のブログを読んでいたら、「世界のスーパードクター」という、テレビ番組を見ての感想に当たって……

中華航空の墜落事故の話を思い出した。
あの事故が起こった時、わたしは入社3年目、亡くなった名古屋の社員は顔見知りではないけれど、同期入社だった。
事故の当日、対策でバタバタする社内で用事があって人気のない人事部(みんな社内を走り回っていた)に入った時、机の上に無造作に置いてあって見てしまった書類のことを、今も忘れることはできない。
亡くなった社員の退職金の計算だった。正確には覚えていないけれど、30万円くらい。
入社3年目というのは、ようやく退職金の計算がマイナスではなくなる年で(マイナスは取られるわけじゃなくて、もらえないだけ)、自分でも規定を開いて計算してみたりしたことがあった(一応辞めることも考えてはいたんだろうね)から、十分予想の範囲内だったんだけど。
亡くなったその日に、ちゃんと計算しなくちゃいけないものなんだ、その日を境に社員でなくなったんだ、死ぬってこういうことなんだ……
部屋を飛び出して、階上のオフィスまで戻る階段で、涙が止まらなくなってしまった。

実際には会社から見舞い金なども出たということだけれど、確か、社員の有志もお金を集めていたような気がする。もう十年以上前のことで、よく覚えてはいないんだけど。
でも、新婚の奥さんや子どもはどうしたんだろうねえ。

そんなわけで(どんなわけだ)、我が家は生命保険を削れないんだなあ(^^;
おカネや保険金、生き死にについて、それほど即物的やら感情的な反応はしない年頃になってきたけれど、想像力を失いたくはない。でも、心配ばっかりしていたら自由に動けなくなっちゃう。

|

« 雪の日 | トップページ | 今日は節分 »

コラム」カテゴリの記事

コメント

命に値段がつけられるとは思いませんが、あまりに安すぎる気がするのは確かですね。
退職扱いになるんですか…。
まあ労災も出るでしょうけれど、考え込んでしまう内容ですね。

投稿: DannyBoy | 2005.02.06 09:38

今思い返してみれば、一日でも早く、遺族にそのお金を手にしてもらうために担当の人も一生懸命だったということなんでしょうね。
それ以上のことが仕事でできたわけではないのだし。
もちろん労災になったはずです。

投稿: luna | 2005.02.08 22:29

医療保険・がん保険の詳しい資料のご請求は「ほけんの窓口」で。
FPによる無料電話相談を実施しています!ぜひご利用ください。
ご来訪お待ちしております。

投稿: 医療保険・がん保険 | 2007.11.07 19:41

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/43901/2791332

この記事へのトラックバック一覧です: 命の値段? 仕事の値段? 人生の値段?:

« 雪の日 | トップページ | 今日は節分 »