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「銀の枝」イルカの指輪の系譜:その3

「銀の枝」イルカの指輪の系譜:その3





ローズマリ・サトクリフ作 / 猪熊 葉子訳 / チャールズ・キーピング絵
岩波書店 (1994.11)


主人公:ティベリウス・ルシウス・ジャスティニアヌス(ジャスティン)
ルトピエの新任下級軍医。祖父はブリテン生まれ、ニカエに落ち着く。
指輪を受け継いでいるのは、マーセルス・フラビウス・アクイラ(フラビウス)
ルトピエ駐留の百人隊長
物語の年代:293〜296

そしてすばやい身ぶりで、左手から何かを抜きとって、ジャスティンの方に差しだした。「こういう類いのものを見たことはありませんか?」
 ジャスティンはそれを受け取り、じっと見た。それは重くて、ひどくいたんだ印章つきの指輪だった。傷のあるエメラルドの面は冷たく影になっていたが、窓からの光で表面を照らすと、彫刻されたものがはっきりと浮き出てきた。「このイルカのことですか?」彼は興奮が徐々に湧きあがってくるのを感じながらいった。「ええ、見たことがありますよ。わたしの祖母の化粧箱の象牙の蓋に彫ってありましたね。それは祖母の家系の紋章だったのです。」p.22

イルカの指輪は、ここでは二人の家系の繋がりを示す小道具となった。

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