« 母の日には | トップページ | ちいの初おねしょ »

「トルコのもう一つの顔」

トルコのもう一つの顔
小島 剛一著
中央公論新社 (2001.6)





foggykaoruさんのブログの紹介で知った本です。

わたしがトルコを旅したのは、この本が出る直前、1990年の夏のことで、今思い返して見れば、ずいぶん無謀なことをしたもんです。
幸いいやな思いはほんの少ししかしないで済みましたが……

トルコはとても好きな国で、ぜひまた行きたいと思います。
でも1人で行くのはいやだな。
旅行当時は、どうなることかと思いましたが、その後うまいこと結婚しましたので、オットと一緒なら旅行するのも気が楽になりそうです。

いくら無謀なわたしでも、一人旅をしたわけではありません。
大学の友人2人を連れて、高校の友人の国を訪ねたわけで。
しかし、向こうの友人との事前の連絡がうまくいかず(トルコの郵便事情のせいらしく、結局その時友人から送られたはずの手紙は届かないまま)、空港について初めて、わたしが1人ではないことを知った友人とその家族(笑)
イスタンブールで数日、トルコ周遊も少々、彼女の家の別荘で残りを過ごした、トルコの2週間はとても楽しいものでした。

でも思い返せば、高校時代、ファンだった安彦良和のクルドの星 を友人に見せたら(「CIPHER」とか日本のまんがも好きだったんですよ、彼女)、非常に理知的で勝ち気だった彼女が、糞味噌にクルド人をののしったのにびびったことがあります。
もちろん、ある程度は予測していたものの、一応は知的上流階級に属していた彼女も(トルコの銀行のお偉いさんの娘で、外国語で教育する政府の特別学校出身)、いわゆるトルコ人らしい言動から大きく離れることはなかったようです。もっともクルド人なんて、当時はろくに見たこともなかったんだろうなあと思いますけどね。

トルコは親日的だし、観光客ずれしているひとも多いし、観光地を回るくらいでは楽しいことばかりでも済むのですが(イスタンブールではトルコ人の友人がずっと一緒だったしね)、1歩奥に足を踏み入れると、いろいろあるだろうなという感触はありました。
それをリアルに描き出していますねえ、この本は。
なんというか、光と影というか。
トルコに興味のある人には、ぜひぜひぜひ読んで欲しいです。

|

« 母の日には | トップページ | ちいの初おねしょ »

旅行記」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

書籍・雑誌」カテゴリの記事

」カテゴリの記事

コメント

おっ! お読みになったんですね!!
面白かったでしょう?

>いくら無謀なわたしでも、一人旅をしたわけではありません。

ドキッ!
私、無謀だったのでしょうか?(爆)

投稿: foggykaoru | 2007.04.24 20:33

いやいや、旅慣れたkaoruさんなら大丈夫でしょう。
実はわたし、これが初めての「海外旅行」だったもので(笑)
(いや、その前にドイツに住んでたことはあるのですが、先生とか親とか大人抜きで国内外問わず旅行するのは本当に初めて)
短いキュロットスカートをイスラム圏ではいていたのも失敗だった。
一応、ジーパンも持ってたのにねえ。

投稿: luna | 2007.04.25 10:52

おぉ、一番興味ある国です。「トルコ」
ぜひとも図書館に購入希望を出しときます(笑)

も一個の日記で「修道士カドフェル」の話がちらりと出ていて、
私もスカパーで時間が合ったときは見ているのでちょっと嬉しくなったです。
それだけなんですが・・・(^^;

投稿: @妻 | 2007.06.10 00:18

カドフェル、好きなんですよ〜
でもまだ、日本語吹き替えに切り替える方法が分からない(;_;)
直接ケーブルで見る時は、両方の音声一緒にしか出ないし……
あとでゆっくり説明書を見比べます。

投稿: luna | 2007.06.12 00:48

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/43901/14832403

この記事へのトラックバック一覧です: 「トルコのもう一つの顔」:

« 母の日には | トップページ | ちいの初おねしょ »